WebLog for HDG

Poser 用 3D データ製品「PROJECT HDG」に関するまとめ bLOG です。

Poser 用 3D データ製品「PROJECT HDG」に関するまとめ WebLog です。

「HDG-Omi for Poser」進捗・2013.11.08

この記事は自己サイトの「画像掲示板」にて発表した記述。
以下、当時の記載。

 

久方ぶりの進捗です。
 ここ数日間、「HDG-Akane(FF02)」のモーフ・キャラ試作をやってました。
 「HDG-A01」関連で時々出てくる、「鬼塚部長」を「HDG-Akane」をベースに Poser フィギュア化してみようと言う試み。今後「HDG-B01」や「HDG-C01」を製作するに当たって、それぞれ搭乗者フィギュアも作らねばならず~それを「FF02」ベースで行くのか?「FF03、04」を開発しなければいけないのか? その辺りの「当たり」を着ける意味で、先ず、「鬼塚部長」を「FF02」のモーフ・キャラとして作ってみて感触を確かめてみた次第。

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 因みに「鬼塚部長」のフルネームは「鬼塚緒美(おにづか おみ)」なのでフィギュは「HDG_Omi」と呼称。当初「HDG_Onizuka」としようとしていたのですが、「天野茜」のフィギュアが名前の方で「HDG_Akane」になっているので、「名字」ではなく「名前」の方で統一することに。
 で、フェイス・モーフについては以前、作業の合間に作りかけていたものを仕上げて使ったのですが、課題は体型の方。身長や脚の長さ、胸の大きさなどが当然違うので、それらを変えても衣類はなるべく使い回しが出来るようにしたい~と言うわけで、体型のアレンジはジオメトリ・モーフを使わない方針で。そんなわけで、身長を変えるために先ずは「Body」の全体スケールを拡大してます。これにより、身体全体が一回り大きくなりますが(設定的には「鬼塚部長」は「茜」よりも頭半分ぐらい背が高い)、そのままだと顔(頭部)も同じ比率で大きくなってしまうので「Head」はスケール設定で縮小します。腰回りや脚の長さなどは各ボーンの x軸、y軸、z軸それぞれのスケールを調整して体型の違いを指定。人間の体型の個人差なんて、数値的にはそれ程大きな値ではないので、ボーン構造はそれ程破綻しなくて済みました。
 胸の大きさについては、乳房の制御用にエクストラ・ボーンを仕込んであったので、それを利用してスケール設定で調整。球状影響範囲を設定した後、ウェイト・マップに切り替えることによって、常識的な範囲であれば乳房の大きさを調整できることを確認。この様子なら、なんとか行けそうなので、次に「鬼塚部長」専用の髪セットを製作。これに少々時間を取られました。
 最後に、「HDG_Akane」用に製作した下着類に、「HDG_Omi」に施した各ボーンのスケール調整を移植して破綻がないか確認。これも何とかなりそう、と言うわけで出来上がったサンプル画像が掲載画像です。
 今のところ、スキン・テクスチャも共用になっているので、これは「HDG_Omi」専用のテクスチャを描かねば~ですかね。少なくとも顔だけでも。
 取り敢えず、方向性は見えたのでこの方針でもう少し、確認作業を重ねて行きたいと思います。
 その一環として、次は「天野重工付属天神ヶ崎高校」の制服でも作ってみますかね。